日本折目加工クリーナーズ協議会は2011年3月11日、金沢市で「第30回定例総会」を開催する。今回の総会では役員改選により次期会長が選出される予定。
あわせて昨年秋のキャンペーンで成績が優秀だった3部門の表彰(直営店、取次店、ルート外交の各3位まで)と、昨年1年間で折目加工本数の成績が優秀な企業の表彰も行われる。
会場は金沢エクセルホテル東急。なお翌日は工場見学と金沢市内観光の予定。
同会は、天然繊維から化学繊維までほとんどの生地に折目加工ができるリントラク加工の普及、情報交換を目的に1981年に「リントラク研究会」という名称で発足、当初は7社でスタートした。
その後、「リントラククリーナーズ協議会」に改称し、ウール製品の折目加工であるシロセット加工の取り扱いも加わったことで「日本折目加工クリーナーズ協議会」となった。
現在、リントラク加工とシロセット加工を取り扱うクリーニング業228社が加盟。従来はリントラク加工のみを扱っていた企業が、シロセット加工も扱うようになり、シロセット加工導入社数も84社と増加している。 シロセット加工は、洋服の青山、AOKI、コナカなどの形状記憶スーツ、ウォシャブルスーツにも使用されており、年間スラックスで約500万本の実績があるという。
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