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年頭所感

(一社)日本産業機械工業会 業務用洗濯機部会

部会長 佐々田 和男

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 新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 皆様方におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年の市場環境は、政府のインバウンド政策に牽引され来日観光客が、昨年の前年対比で約17%強の堅調な伸びを示しており、今後更に、ラグビーワールドカップ、東京オリンピックなど国際的なイベント開催など、国内外からの人の移動の増加に伴い、当業界関連の各業態への経済活動の増進が予測されています。

 この様な市場変化に伴い、リネンサプライ業では、ホテルの増設や、海外ホテルチェーンの日本市場への参入等の影響を受けて、これらの需要に応えるべく新規設備の増設や、バブル期に新設された機械が寿命となるリプレースなどもあり機械出荷は好調でした。
 また、コインランドリー業向けの機械は、コインランドリー事業への関心の広がりや民泊の増加とともに需要が伸び、機械の生産が追い着かない状況でした。また、ホームクリーニング業向け機械の販売もそれほどの落ち込みはありませんでした。小型機については、老人施設向け需要など小規模施設への導入事例も増加しており、大型、小型、コイン等各機種で増加の傾向が続いています。

 本年もこの傾向が続きクリーニング業界全体が更に発展を続けることを切に願っております。

 今後の動向としましては、当面需要の拡大が続くものと思われます。洗濯設備機械業界は機械安全や環境への取り組みを引き続き堅実に続けて参りますと共に、現在日本の工場が直面している人材不足の問題につきましても、設備の自動化、作業環境の整備、熱対策などの機械ユーザーの課題に対して、Iotに代表される様な新たな技術による創意工夫を凝らして顧客や社会のニーズを的確に捉えた製品化に応え続けて行く所存です。

 当部会ではこれらの取り組みを支えるべく、会員各社が相互に発展できる活動に尽力し、クリーニング業界の発展を図って参りたいと思います。

 また、昨年は「クリーニング機械の基礎技術」という文献の改定作業を完成させましたので、クリーニング業界で広くご活用いただき、日々の業務の参考にしていただければと思っております。

 最後になりましたが、皆様方の一層のご活躍とご健勝をお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。



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