年頭所感

日本折目加工クリーナーズ協議会

会長 赤木 正登

赤木会長

 昨年は一年の世相を表す漢字に『災』と云う文字が選ばれましたが、まさに世界規模で『災』の多い一年で有った様に思われます。弊社の地元岡山でも『西日本豪雨』と命名された集中豪雨があり、多くの家屋が水没し甚大なる被害をこうむりました、『晴れの国・岡山』と称される程、年間の降水量も少なく日照時間も、日本中で最も長いとされていた晴れの国では有りますが、24時間当たりの最大雨量は200mmを越え、これは我が地方においては100年に一度と云う非常にまれな豪雨であり、まさに未曾有の経験で有るが故に深刻な被害をもたらせました。また北海道単胆振東部地震におかれましても多くの方々が甚大なる被害をこうむられ、全道が停電と云う未曽有の経験をされた事と思われます。しかし今後この何十年に一度と言われる天候不順や非常事態が日常茶飯事になってくるのでは無かろうかと考えます。

 我が業界においても嘗て経験の無い様な業績の低迷、回復の悪さ、こんなはずでは…という声をよく耳にするように成っております、これは今まで培ってきた経験や自助努力だけでは取り戻せない、まさに未曽有な時代に突入する様に思われます。

 日本折目加工クリーナーズ協議会は、折目加工を中心とした我が業界最大級の集団でも有ります、今こそこの力強い集団の力を終結し多方面での情報の共有や、互いに英知を出し合って、我が業界を盛り返していきたいと思います。成り行きに任せていれば、天候不順と同じで先行きは不透明なものと成ってしまいます、今後はそれに備えた取り組みや、土壌作りこそが大変重要になる事と思います。

 新たな年頭を迎えるにあたりまして協議会会員様、また業界各位の皆様が団結一丸と成りまして、まさに未曾有の大波を乗り越えられますよう、御協力をお願い致しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

年頭所感

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