年頭所感

かなめ流通グループ

代表 船木 春男

船木代表

 新年明けましておめでとうございます。年頭にあたり謹んでご挨拶を申し上げます。昨年中は会の運営に多大なるご尽力をいただき、誠に有難うございます。

 平成最後の2018年は、災害に悩まされた年と記憶しております。福井の大雪や、広範囲で長時間の記録的な豪雨災害が多く有りました。また、スポーツでは流行語大賞にも選ばれた平昌五輪やサッカーW杯ロシア大会の祭典があり、アスリートの活躍に列島は熱狂しました。海外では韓国と北朝鮮による南北首脳会談、アメリカと北朝鮮による米朝首脳会談と世界情勢も目まぐるしく変化しております。

 昨年のこの様な状況の中、我が業界はコインランドリー、リネン関係は好調をキープしております。しかし、ホームクリーニングについては、需要減に歯止めが効かず、苦戦しております。古くて新しい問題の解決が課題となるでしょう。

 2019年は5月1日の新天皇即位に伴って新年号に変わる事や、10月には消費税の増税により8→10%にと大きな変化が起こる年であります。また、政府もキャッシュレス決済の比率が20%にとどまる日本でもキャッシュレス化を成長戦略の柱にすることは間違いないでしょう。買い物や飲食の支払いに現金を使わないキャッシュレス化を進める気運が昨年の暮れより急速に高まってきています。

 2019年は日本国内でも年号が変わるのを皮切りに、ホームクリーニング産業も顧客への魅せ方、現場環境の改善、経営の変革が急務となります。時代にあったIT化、ロボット化、キャッシュレスの導入や職場環境の改善も視野に入れながらの経営戦略の提案が我々かなめグループの最大の役割になると思い、一段と身の引き締まる思いであります。

 かなめの理念にありますように『クリーニング店様の一番身近な相談相手となって、経営はもちろん、機械、資材、店舗、営業のすべての面でお役に立つことをお約束いたします。』をモットーに、誰もが経験・体験したことのない時代に、最大限にサポート出来るよう邁進していく所存でございますので、今年も宜しくお願い申し上げます。

年頭所感

業務用ランドリーネット