年頭所感

特定非営利活動法人 日本繊維商品めんてなんす研究会

理事長 加藤 英雄

 会員の皆様におかれましては、お健やかに初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 さて昨年11月末のクリーンライフビジョン21にて「C-1ジャパンカップ接客コンテスト」の決勝戦は盛会裏に終了することができました。これもひとえに、当会と関西繊維商品めんてなんす研究会並びに愛知県クリーニング協会の3団体の合同主催が実現し、多くの出展企業各社の協賛、さらに全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の後援と多くの賛同者を得られた結果と思います。ここで関係各位に深く御礼申し上げます。

 当日は各団体の予選を勝ち抜いたCA資格者代表の3チーム、全ク連中青会チーム、さらにビデオ審査による一般代表の合計5チームによる熱戦が繰り広げられ会場を沸かせました。とりわけ初参加ながら見事優勝された全ク連中青会チームのご努力に対し敬意を表します。今後のCA(クリーニング・アドバイザー)の資格取得を目指している方々には大きな励みとなるではないかと思われます。

 本年の当会の活動につきましては、「繊維・クリーニング・経営」に関する知識の習得のため開設され長い歴史を持つ「基礎科」「研究科」「ゼミ科」の3科の研修内容をより充実させると共に、アパレル業界との交流を目的とした「情報交換会」、さらに新JIS表示がスタートして3年目になることから、現在までに培われた様々なノウハウをもとに会員各位に継続的な情報提供を行って参りたいと考えております。

 当会の昨年末時点での会員数は129社、各科研究生は計151名、TES取得182名、クリーニング・アドバイザー(CA)371名、クリーニング・アシスタントアドバイザー(CAA) 1008名となっておりますが、今後とも資格取得希望者に向け積極的に支援いたしたく、またコミッティ会議を中心とした関西繊維商品めんてなんす研究会及び愛知県クリーニング協会との連携のもと、CA資格者全国普及と拡大を計りたいと思います。

 近年業界を取り巻く環境は厳しさを増しておりますが、関連諸団体との交流・連携を視野に入れ、微力ながら業界並びに会員企業のご発展のために努力を重ねる所存です。 会の原点は何時の時代にあっても「会の主旨」と「会員心得」にあり、創立以来のボランティア精神を忘れることなく行動してまいります。

 本年も引続き会員各位のご協力とご理解を賜りつつ、業界団体とご協力いただいているアパレル業界の皆様を含め更なるご発展をご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせて頂きます。

年頭所感

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