年頭所感

かなめ流通グループ

代表 船木 春男

船木代表

 謹んで新春の祝詞を申し上げます。昨年は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 2020年(令和2年)はねずみ年、十二支の1番目に「子」がきているように、新しい物事や運気のサイクルの始まる年になると考えられています。ましてや、今年はオリンピックイヤーで、東京が盛り上がり、日本全体が盛り上がっていくことは間違いないでしょう。しかし、政界は安倍政権が在職歴代1位となるも、景気の回復はしたが、経済の発展はしてないとも言われております。人口減少、少子高齢化等の問題は山積みで今後の日本経済は不透明に感じられます。

 クリーニング業界も同様に需要減、人手不足、環境問題等の新たな課題も山積みです。しかし、商売は人事を尽くして天命を待つということわざの通り、当たり前の事を当たり前に実行することからお客様に支持、感謝されると思います。ただ、どこのお客様層にターゲットを置くのかが肝心で、やり方を間違えると、売上と経費のバランスが崩れ、経営不振に陥ってしまいがちです。ターゲットを明確にし、自社の強みをアピールして、ファン層を増やす事を実践してみてはいかがでしょうか?

 そんな商売の難しい時代だからこそ、やり甲斐が発揮されるとポジティブに気持ちを切り替えていきましょう。

 フリマアプリの普及や、ネット販売の手軽さで、15~35歳をターゲットとしていたカジュアル衣料の大幅な需要減により海外ブランドの日本撤退が相次いでいます。いつも感じていることではありますが、衣食住の衣に関わるクリーニング業界も、時代の流れが早い昨今は業界の常識を払拭し様々な観点からチャレンジを行い、生き残りをかけて、お客様に支持される業態を目指し発展する元年となることを願います。また、我々かなめグループも業界の発展のため、様々な方面よりいち早く情報をお伝え出来るよう尽力して参る所存です。今年も宜しくお願い申し上げます。

年頭所感

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