特定非営利活動法人 日本繊維商品めんてなんす研究会
理事長 加藤 英雄
謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆様におかれましてはお健やかに新年を迎えられたことと存じます。日頃は当会の活動に対してご理解とご協力を賜り感謝を申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと「猛暑と台風」多くの天災です。実際に被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。 被災された皆様が、一日も早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。そしてさらにクリーニング業界は厳しい経済環境の中で経営努力が求められる状況であったとも思います。
当会の基本は経営者・幹部社員を対象にした「学び」の場をつくる、そしてよりよい製品づくりと、逆境に負けない広い視野を持った人材の育成、お客様への適切な情報提供と共に、更なる信頼安心の満足感向上が使命と考え行動してきました。
本年は基礎科・研究科・ゼミ科の三科を中心とし将来の業界発展を目指し、従来の継続から未来への希望につなげる為に更に充実した内容に改革したいと思います。そして「クリーニングアドバイザー(CA)」「アシスタントアドバイザー(CAA)」の全国展開と普及拡大の努力をいたします。同時に、「ウエットクリーニングのJIS整合化」や「アパレル情報交換会」の成果も上げつつあり、他業界へのさらに活発な交流を進めてまいります。当会の昨年末時点での会員企業は118社、各科研究生計152名、TES 取得184名、クリーニングアドバイザー(CA)全国404名、クリーニングアシスタントアドバイザー(CAA)1089名(11月末)となっておりますが、今後ともCAコミッティ会議を中心として、一般社団法人関西繊維商品めんてなんす研究会、愛知県クリーニング協会との連携を深め尚関連業界団体と密接な交流を行い業界並びに会員企業の発展にお役に立てるよう努力を重ねる所存です。会の原点は何時の時代にあっても「会の主旨」「会員の心得」で創立以来のボランティア精神がエネルギーであります。本年も引き続き会員各位のご協力と業界団体、アパレル業界の皆様を含め更なるご発展をご祈念申し上げ年頭のご挨拶とさせていただきます。