全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
会長 小池 広昭
新年あけましておめでとうございます。
昨年も台風や豪雨災害等、たいへん自然災害の多い一年でした。現上皇が天皇退位にあたり「平成は災害の多い時代だったので新しい時代は災害が減少することを祈ります」とお言葉を述べられた後のことなので余計残念でなりません。被災地域の皆様方に衷心よりお見舞い申し上げます。
9月に開催した第11回全国クリーニング大会in青森はホスト役の青森県組合の役職員一丸となった心のこもったおもてなしにより、素晴らしい大会となりました。次回大会のバトンは東京都組合にわたりました。オリンピック開催後の令和3年に開催する大会が今から待ち遠しい限りです。
また、政府の進める「働き方改革」、消費税増税とそれに連動した「キャッシュレス・消費者還元事業」などに対応をしてまいりました。特にキャッシュレス決済端末として、組合員の皆様に有利な条件となっているタイムズペイと契約を締結し推奨した結果、多くのお申込みをいただきました。
昨年より『クリーニング師資格のあり方に関する調査・検討事業』を開始し、組合員のみならず幅広く業界関係者の皆様方にアンケートを実施させていただきました。この事業は、クリーニング業界の根幹に係る最重要事業であることから、本年も引き続き多くの関係団体と協力し、今後のクリーニング業のあり方を考え、発展を目指していく所存です。
本年、庚子『かのえね』の子は干支のスタートで、庚は「あらためて」の意だそうです。また、五行では隣同士の『相生』で、まさに相性のよい年になるそうです。昨年の流行語大賞になぞらえれば、業界関係者が『ONE TEAM』となって新しいクリーニング師像を作り上げていく一年としていく決意です。
どうか、皆様方から倍旧のお力添えを賜りますようお願い申し上げ、皆様方にとりましても一層の飛躍の年となりますようご祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。