事業承継する、しない?後継者候補は?

日本政策金融公庫は事業承継に関するアンケート調査結果を発表した。

経営者の年齢が60歳以上の生活衛生関係営業の企業9業種1,785企業を対象に、2025年3月上旬に訪問調査。有効回答のうちクリーニング業は160企業。クリーニング業について、その結果をみてみたい。

事業承継の意向
意向あり(第三者への売却・譲渡を含む) 38.8%
意向なし 35.0%
現時点では考えていない 26.3%
後継者の有無
※事業承継の「意向あり」と回答した企業に対し、後継者の有無を尋ねたもの
後継者が決まっている 85.5%
後継者候補はいる 4.8%
後継者はいない(後継者候補もいない) 9.7%
後継者(後継者候補)との関係
※「後継者が決まっている」「後継者候補はいる」と回答した企業に対し、後継者(後継者候補)との関係を尋ねたもの
子ども 83.9%
親族(子ども以外) 8.9%
役員・従業員(子ども、親族以外) 3.6%
第三者 3.6%
事業承継をしない理由(複数回答)
※事業承継の「意向なし」と回答した企業に対し、その理由を尋ねたもの
後継者(後継候補者)がいない 61.8%
当初から自分の代でやめようと考えていた 54.5%
業績が悪い 52.7%
事業(お店)に対する思い入れやこだわりがあり、ほかの人に任せたくない 10.9%
借入金が多い 12.7%
後継候補者の心当たりはあるが、能力面で不安が残る 3.6%
相続税・贈与税等の負担が大きい 3.6%
その他 5.5%
第三者から事業を引き継ぎたいと打診があった場合の考え
前向きに検討する 5.9%
検討してもよい 17.6%
断る 32.4%
現時点ではわからない 44.1%

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