パフォーマンスレポート作成、TRSA

米国のリネン、ユニフォームの協会・TRSAは2024年度版の業界パフォーマンスレポートを作成した。

本年度のレポート作成には会員企業35社が協力。2023年の損益計算書と貸借対照表のデータに基づき、リネン、ユニフォーム、施設サービス間の財務業績の差異を数値化した。生産性、効率性、財務比率のさまざまな指標を他の業者と比較し、他のセグメントと対比することができるとしている。

年間売上高別(800万ドル未満、800万ドル~1,200万ドル、1,200万ドル~3,000万ドル、3,000万ドル以上)、拠点数別(単一、複数)に対比でき、各業態の損益計算書には商品、工場、配送、販売・管理部門など合計22の費用項目があり、それぞれ売上高に対する比率と重量当たりのコストが報告されている。
投資収益率と商品プロファイルでは、戦略的利益モデル比率、市場別売上高、オペレーター時間あたりの重量単価、ルートごとの配送コストをレポート。各カテゴリの労働統計には、従業員数、職務別の賃金・給与コスト、離職率、従業員1人あたりの売上高が含まれる。

今回の調査では利益率中央値は過去5年間で最高となり、ヘルスケアや飲食関係のリネンは安定しており、新型コロナ以前のレベルに近くなっているとしている。

TRSA

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