年頭所感

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会

会長 野澤 勝義

野澤会長

 新年を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。

 皆様におかれましては、日頃より全ク連事業に対し多大なご支援、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 なお、昨年は専務理事であった金子征実氏の解任で、皆様にご心配、ご迷惑をおかけいたしました。衷心よりお詫び申し上げます。

 また、昨年の1月1日には令和6年能登半島地震が発生し、9月には同じ能登地方を中心に大雨による被害が発生いたしました。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 令和6年能登半島地震を契機に、石川県クリーニング組合では石川県をはじめとする行政と連携した災害時の洗濯支援スキームを構築・実施し、9月の大雨でも輪島市の要請を受けて被災者の洗濯支援を行いました。

 全国で災害が多発する昨今、非常時における被災者への生活衛生に係る支援はますます重要となっています。全ク連では大規模災害発生時にむけた平時からの取組みを重点事業とし、被災事業者のサポートや行政と連携した洗濯支援の在り方を議論してまいります。

 この他にも、今後を見据えた組織の基盤整備として次世代支援や組合間の連携を図るための事業を実施しています。さらに、脱炭素社会にむけたプラスチック削減対策やサステナブルファッションの推進等への対応も進めております。いずれも複数年をかけて取り組むべき事業であり、よりよいクリーニング業界の未来のため尽力してまいります。

 最後に、今年は11月26日(水)~27日(木)に東京でクリーニング産業総合展2025を開催いたします。出展各社の展示に加え、クリーニング業界および社会の課題に向き合った展示やセミナー等を企画する予定ですので、皆様のご来場をお待ちしております。

 本年も皆様のご活躍とご健勝をお祈り申し上げるとともに、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

年頭所感

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