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第6回 DM(ダイレクトメール)の明暗

顧客のデータを集めるというのは何かを管理し、それを有効に運用するという概念が存在するからにほかなりません。しかしながら、上手にこのデータを活用できない、データの重要性を認識していない経営者も多く存在します。そのため、顧客管理がDM(ダイレクトメール)発行の最高手段だと認知するきらいがあります。

これらは本来二次的要素であり、自社の技術を確立した後に顧客に認知させるべき手段に他なりません。この辺を取り違えると、大きな打撃を将来に受けることに成りかねないのです。

つまり、販促が効かなくなるのです。データベースの使い方については、様々な考えがこれまでにも多く存在してきましたが、闇雲なDMの発行は、かえってお客様の反感をまねく恐れがあるという見地から、絞り込みによるDMが最近の考え方です。

そのためにはクリーニング業界では、曜日や時間に対するデータの裏付けが必要になります。これらの実証がないにも関わらず、DMを発行してしまうと、DMを受け取っていないお客様と、DMを持ち込んだお客様がバッティングしてしまうこともあります。このようなことが起きないように処理するためにも、上記のようなデータの集積が必要なのです。

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